Spring Moon at The Peninsula Hong Kong

27/1/2017(香港)
嘉麟楼にてザ・ペニンシュラ香港が誇る広東料理を堪能しました。中華圏では春節の前日を除夕と呼び、特別な食事を食べる習慣があります。揺籃期から文化の十字路だったこの地の台所は果てしない。
http://hongkong.peninsula.com/ja/fine-dining/spring-moon-chinese-restaurant

 
 
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Million-dollar night view in Hong Kong

26/1/2017(香港)
ヴィクトリア・ハーバーの彼方と此方。船の往来が育んできたこの地の歴史に、香港ノワールを重ねて見ました。中華圏は明日が大晦日。

 
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The Peninsula Hong Kong

26/1/2017(香港)
家人の退社祝いを兼ねて、ザ・ペニンシュラ香港に滞在しています。ここは1929年スエズ運河より東側で最高のホテルをキャッチコピーに開業されましたが、調べてみると、創業者のカドゥーリ家は今日の100万ドルの夜景を支える香港財閥(中華電力を傘下に持つCLPホールディングスのオーナーでもある)で、カドゥーリ家を遡ってみると19世紀半ばの上海、つまり1842年の南京条約に端を発します。アヘン密貿易で暗躍したジャーディン・マセソン商会とサッスーン商会の名前はシンガポールでも聞くことができますが、サッスーン家がロスチャイルド家と閨閥を結んだのに倣い、カドゥーリ家はモカッタ家とつながり、世界を思いのままに動かす巨大な閨閥へと組み込まれました。香港島の摩天楼から九龍半島の深水埗(サムスイポー)まで歩いてみると、この地も赤い盾のウォーターフロントであることをまざまざと知らされます。今年は香港やシンガポールを含めたアジアでのプロジェクトが始まるので、再訪が楽しみです。

 
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Last days of the year in Hong Kong

25/1/2017(香港)
中華圏では年末のカウントダウンが始まっており、香港も酉年を迎えるデコレーションが華やかです。

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Duna Szinfónikus Zenekar at Duna Palota

2/10/2016(Budapest)
ドナウ交響楽団のマチネー公演は、小さな子供たちにとっても楽しいプログラムでした。終演後に指揮者のデアーク・アンドラーシュをはじめ団員の皆さんと再会。来年3月31日(金)にドナウ宮殿で彼らと再び共演いたしますので、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。演奏曲目はモーツァルト(KV.488)とシューマン(Op.54)を予定しています。

 
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Liszt statue at Zeneakadémia

30/9/2016(Budapest)
建物正面に鎮座するリスト像はリスト音楽院(ハンガリー国立リスト音楽大学)の象徴ですが、今日初めて10番教室(室内楽ホール)のバルコニーに出させていただき、真横から見ることができました。2年前のブダペスト国際ピアノマスタークラスで修了コンサートを開催した思い出の教室。来春開催の第4回も多数の受講希望をいただいており、ドナウ宮殿でのドナウ交響楽団との共演も併せて、今からとても楽しみです。

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La Callas

25/8/2016(SEOUL)
昨夏訪れたミラノでは、スカラ座に併設する"il Marchesino"のコース料理が思い出に残っていますが、世界中の劇場を巡っていると、オペラ歌手ゆかりの、あるいはオペラ歌手の名前を冠したレストランが必ず見つかります。ソウルでは、芸術殿堂(Seoul Arts Center)向かいの"La Callas"がその一つ。

 
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한정식

25/8/2016(SEOUL)
幼稚園で教えられて以来、「1日30品目」は健康の秘訣として刷り込まれていますが、ひょっとすると韓国では1食50品目かもしれません。そう思って途中まで数えてみたものの、まったく埒が明きません。キムチやナムルが次々と出されてくるのは、韓定食ならではの光景。一人旅だとおかず(パンチャン)を食べるだけでも大変ですが、今回は二人なので安心していたら、向こうの方がさらに上手でした。韓定食では飯床(パンサン)のルールがあるので容赦ない。辛い・赤い・濃いばかりが韓国料理だと思っていると、厳選された食材と食器で提供される淡麗にして深い味わいに打ちのめされてしまいます。

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Night time at COEX

24/8/2016(SEOUL)
チョン・ミュンフン指揮のソウル・フィルハーモニー管弦楽団でユジャ・ワンがソリストに迎えられるということで決めたソウル行きでしたが、チョンとSPOの関係修復はやはり困難なようで、まったく異なるキャスティングでした。それでも歓呼に次ぐ歓呼で全曲が結ばれるブラームスの交響曲第2番にブラボーを飛ばした後、ソウルの夜景を楽しみました。

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Seoul × Soul

24/8/2016(SEOUL)
ソウル市がUNESCOのデザイン都市に認定されたのは2010年のことで、その頃から足繁く通っています。ソウルの豊富な文化遺産や創造面での潜在力、多様なデザイン政策を強力に押し進めている点が評価されたとのこと。SeoulとSoulが似た発音ということもありますが、「ソウルはアジアの魂」というタイトルを見た時、21世紀のアジアを牽引していこうとする気概を感じました。このようなキャッチフレーズを街角の至るところで掲げられること自体、近年のソウルの実力なのかもしれません。「隣国同士が理解したためしはなかった。かれらはお互いに隣国の妄想と悪意とをいぶかしく思っていた」というニーチェの格言は、一番近い国が、実は一番遠い国であることを物語っています。それでありながら、隣国とはやはり合わせ鏡の宿命を負っているので、よく見て、よく聞いて、よく感じ取ろうとすれば、ソウルの「今」が少し見えてくるような気がします。

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Budapest forever...

5/4/2016(Budapest)
リストは晩年になってヨーカイ・モールやペテーフィ・シャーンドルを追憶した楽曲を残しました。その精神的背景がドナウの夕暮れと重なって感じられます。魯迅が中国の行く末を思い、同じような境遇に苦しむハンガリーの中からペテーフィの詩を見出したのも、1世紀前のことです。今日輝いている光と繁栄だけを見ても、歴史やその上に生きる人たちの顔は見えてきません。ブダペストは未だに19世紀を生きた住人の街なのだと、川風が教えてくれます。

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et super populum tuum benedictio tua.

31/3/2026(Budapest)
マスタークラスの恒例になっている夜のドナウクルーズ。ドナウの真珠が私たちの音楽にも光を照らしてくれますように。

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Easter Monday with Kalocsa Embroidery

28/3/2016(Budapest)
イースターマンデーは聖イシュトヴァーン大聖堂を訪れ、夜のドナウ宮殿で民俗舞踏と音楽を楽しみました。大聖堂の至るところでもカロチャ刺繍が見られるのはハンガリーらしい光景で、ハンガリーの歴史や風俗の変遷が垣間見えます。キリスト教を受容したイシュトヴァーン1世は、カロチャに司教座の一つを置きました(1135年大司教座に昇格)。カロチャはカトリック色の濃い街でありながら、他地域と同じようにトルコの侵略や第2次世界大戦による破壊を経験した複雑な背景を持ちます。古くから刺繍文化を有するカロチャの女性たちは、そのような歴史に翻弄されながらも、何よりも美しく飾り付けたいという人間として当たり前の幸福を求めて、カロチャ刺繍を多彩かつ洗練されたものにしました。美しい衣裳をまとったカロチャ地方の踊りは若い男女の交歓で、馬と共に生活する人々の躍動感が見事に表れています。

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Budapest, gyönyörű reggel

27/3/2016(Budapest)
ブダペストに流れる朝の調べ。サマータイム到来と共に、10日間にわたるマスタークラスが始まります。

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Au revoir, Francfort!

18/11/2015(Frankfurt)
マックス・ベックマンが『フランクフルト中央駅』(1942年、シュテーデル美術館所蔵)の中で、何でも見ることのできる眼を持つ黒猫を置いたのは、彼らしいアレゴリカルな仕業でしょう。猫の歴史は古代エジプトの終焉を見届けたことに始まります。バロックの闇夜に鳴いた猫は、世紀末のパリ・モンマルトルに再び姿を現して、"Le Chat Noir" に住処を定めました。黒猫はテオフィル・スタンランによってその生を永遠のものにしましたが、ポスターに描かれた姿は、長い歴史を見守る守護神のような、しかし不気味な眼差しを有しています。そんな黒猫の視線を感じながら、私は帰国の途に。

 
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Staying at Frankfurt (4) - Städel Museum

18/11/2015(Frankfurt)
シュテーデル美術館の小さな中庭。フランクフルトの銀行家ヨハン・フリードリヒ・シュテーデルの遺言により1815年設立(今年は200周年)。開館時間までマイン川の風を受けています。
http://www.staedelmuseum.de/

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Staying at Frankfurt (3) - Haus Wertheym

17/11/2015(Frankfurt)
フランクフルトらしい料理を食べようと古いレストランに入るだけでも、話はハプスブルク家が帝位を独占するようになった頃に遡ります。"Haus Wertheym" は1479年創業(同年スペイン王国が成立)で、旧市街では第2次世界大戦中の戦火を逃れた唯一の建物。デュッセルドルフの老舗 "Zum Schiffchen" よりさらに200年も古いのに驚きますが、デュッセルドルフと同じくフランス軍の駐屯した形跡は至るところで見られます。王代理だったトラン伯爵はゲーテの生家を宿営に定めましたし、つい最近になってナポレオン軍の遺骨が約200体発掘されています。1杯のビールからも、「この膝は神以上に屈せず」と言ったナポレオンの軍靴の響きが聞こえてくるのです。
http://www.haus-wertheym.de/

 
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Staying at Frankfurt (2) - Goethe's Birthplace

17/11/2015(Frankfurt)
階段の欄干に鉄細工で装飾されたゲーテの両親のイニシャル(JCGとCEG)を見つけた時、私はゲーテの産声を聞いたような気がしました。そして父である顧問官の蒐集品が収められている絵画室や書庫に足を踏み入れた時、シュトゥルム・ウント・ドラングの爆発がすでに約束されていたことを知りました。感情だけでなく様式、登場人物や物語の情景まで、この生家には彼のほとんどが含まれていました。リストのピアノソナタで可憐な5連音符を装った第二主題として現れるのは、『ファウスト』のグレートヒェンです。今から16年前、ミハイル・ヴォスクレセンスキー先生の教えを求め、グレートヒェン像をどのように思い描き、音楽化するかについて語り合った時間を思い出します。『イタリア紀行』を鞄に入れて、ドイツからイタリアへ鉄道旅行した学生時代も懐かしい。文豪と分かち合った私の時間たち。

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Staying at Frankfurt (1) - "Main-hattan" since the Middle Ages

17/11/2015(Frankfurt)
帝国自由都市でライン都市同盟の一員だったフランクフルトは、今やEUの主軸をなす金融帝国ドイツの心臓部。高層ビルが旧市街を囲むように形成され、中世と現代が繁茂する未来的な森に彷徨いこんだ感じ。創世記に記されたバベルの塔の戒めを、中世では教会が、現代では株式市場が守ろうと努めているのでしょうが、天への志向は今も昔も変わらないようです。街中の工事現場で見かけた  "Tradition trifft Moderne."(伝統は現代性を含む)という標語に、ふと笑ってしまいました。

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Heiligenstadter Dämmerung

14/11/2015(Wien)
夜明けのハイリゲンシュタットを歩きました。 憎しみはこの世紀に必要なものではありません。パリの悲劇が二度と繰り返されませんように。

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特別企画「フィギュアスケートを彩るクラシック」にて執筆しました。また、ベストドレッサー賞の授賞式における演奏についてレポート取材が掲載されています。
 

金沢でのMusic Batonについてレポート取材が掲載されています。
 

2016年の新譜CD《そして鐘は鳴る》(キングインターナショナル)です。
 

初執筆のエッセイ本《赤松林太郎 虹のように》(道和書院)です。
 

表紙&巻頭インタビューが6頁にわたり掲載されています。
 

導入期のペダリングについて執筆しました。
 

特別企画「私のピアノ黎明期」にて、幼少時代(写真付)のことを執筆しました。
 

飯田有抄さんにモデルレッスン生を務めていただき、対談形式でレッスンの様子が6頁にわたり掲載されています。
 

誌上講座にてシューマン作品の指導法「ポエジーこそがシューマンの魅力であり演奏の難しさでもある」を執筆しました。
 

2014年の新譜CD《ピアソラの天使》(キングインターナショナル)です。
 

「きものMyStyle」拡大版で掲載されています。


2014年の新譜CD《ふたりのドメニコ》(キングインターナショナル)です。
 

「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第4回が掲載されています。エッセイと共に、冬のコレクションをお楽しみ下さい。


「レッスン密着レポ」で5頁特集されています。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第3回が掲載されています。エッセイと共に、秋のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第2回が掲載されています。エッセイと共に、夏のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」という連載ページが始まりました。エッセイと併せて、私のきものコレクションそお楽しみ下さい。


男のきもの特集で「おしゃれ達人の『男』の着こなし」として1頁取り上げていただきました。


2010年の新譜CD《My dear Hungary!!》です。


等伯没後400年の2010年、彼の代表作『松林図屏風』に寄せたエッセイが「別冊太陽」(平凡社)で掲載されました。


別冊付録「プチ・モス」の表紙になりました。


メジャーデビュー公演前に、インタビューを全面記事で掲載していただきました。

[ MEMO ]

日刊スゴい人!
第402回(2011年7月15日配信/8月17日再配信)のスゴイ人!に取り上げていただきました。