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Workshop in Kasuga, Fukuoka

11/11/2016(春日)
福岡春日での平均律講座は2回目を迎えました。楽曲構成や和声進行はもちろん、理論や修辞(フィグーラ)の解説も書き込みながらアナリーゼを進めていると、配布用に製作した楽譜は真っ黒。新横浜ー新神戸の新幹線移動中に、どうにか1頁の書き込みが終わるくらいの濃密さです。指づかいやペダリングについても、その理由を添えて楽譜に書き加えたので、私自身が各種テキストを読んで不足を感じている点はやや解消できたように思います。バッハは私たちを深淵なる宇宙へ誘い、音で神の高みを体感させてくれます。今回は第1巻の第1番を復習して、第2番に進みました。次回開催は12月15日(木)です。
http://www.piano.or.jp/seminar/list/s_info/2013260

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Workshop in Yanagawa, Fukuoka

10/11/2016(柳川)
ヨーロッパで国際コンクールの審査をしていて、日本人の演奏で感じたことの一つに、レガート奏法の不足があります。管弦楽の発音が体に組み込まれておらず、すべての音を打鍵してしまっています。歌っているのは気持ちだけで、出ている音は色も艶もなく、テンポは詰まっていて、拍感に乏しく、フレーズ感も単調で、美学的なものをほとんど学習していない。それでは演奏が単なる自己陶酔になってしまいます。いつからそうなったのでしょうか、あるいは昔からそうだったのでしょうか。私自身も指導をさらに深めていかなければならないと、その時非常に反省しました。時間がかかることですが、言葉と技術を尽くし、「ピアノで歌う」とはどういうことかを徹底的に伝えていきたいと思っています。来年度も小川楽器店での講座シリーズは継続します。また来年2月11日(土)に柳川市民会館大ホールにてリサイタルを開催していただくことになりましたので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 
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【レポート】「四期」の知っておくべきこと ‐作曲家とその時代の音楽的語法‐(赤松林太郎先生)|ピティナ和歌山支部

ピティナ和歌山支部で主催していただいた公開講座の実施レポートです。初めて和歌山で開講していただきましたが、多くの方々にご参加いただきありがとうございました。
http://branch.piano.or.jp/wakayama/column/2016/11/10_010999.html
.10 2016 お知らせ comment(-) trackback(-)

【レポート】小学生に紐解くショパンエチュード(赤松林太郎先生)|ピティナ大分YUMEステーション

ピティナ大分YUMEステーション(代表・渡辺菜穂美先生)で主催していただいた公開講座の実施レポートです。徹底講座シリーズに加わった新しいタイトルです。
http://branch.piano.or.jp/oita-yume/column/2016/11/10_010998.html
.10 2016 お知らせ comment(-) trackback(-)

Workshop in Kyoto

9/11/2016(京都)
京都でセミナーを開催していただくようになり一年が経ちました。今日と12月14日(金)の2回シリーズはブルグミュラーを教材にしたロマン派講座なので、「ピアノで歌う」ための論理と奏法の徹底追求が楽しい。そして主催して下さったピティナ醍醐サウンドワークステーション(代表・田邨尚子先生)のピアノステップが来年1月9日(月/祝)にあり、アドバイザーで入らせていただくことになりました。室内楽やコンチェルトのステージも受け付けているとのことで、すばらしい一日になりそうです。
http://www.piano.or.jp/step/schedule/detail/2017010974305.html

.09 2016 日々音楽 comment(-) trackback(-)

Workshop in Sakai, Osaka

8/11/2016(堺)
音楽の〈近代〉はベートーヴェンに始まるといっても過言ではありません。そして音楽が様式・形態ともに肥大化して爛熟するほどに、ロマン派は調性観念を喪失し、秩序と無秩序の境界が曖昧になり、ロゴスよりもパトスを、善より悪の華を求めるようになりました。音楽を四期に分類すること以上に、「近現代」という呼称自体に無理があるものの、2度の世界大戦を経験した20世紀の音楽を学ぶことは、人間がなぜ表現しなければならないのかという根本的な問題を考える上で、非常に重要なことです。今日はそういった観点から「何がポスト・ワーグナーなのか?」「なぜドビュッシーが20世紀の夜明けなのか?」「なぜ十二音技法なのか?」「なぜヒンデミットが新古典主義なのか?」「なぜカバレフスキーが簡潔なのか?」などを解説して、それぞれの奏法について扱いました。ヤマハ堺店での赤松林太郎徹底講座シリーズ《「四期」の知っておくべきこと》は全4回を終了。来年2月3日(金)はアプラたかいし大ホールにてリサイタルを開催していただくことになりましたので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 
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Masterclass in Osaka

7/11/2016(大阪)
千里で不定期開催だった特別レッスンが、今日からヤマハ大阪なんば店に移りました。広い空間でフルコンサートサイズを使わせていただけるので、デリケートな音色変化や間(ま)の作り方まで自在にできるのがうれしいです。ショップでは拙著を取り扱っていただいております。来月からはほぼ毎月なんば店に通いますので、大阪でもどうぞよろしくお願いいたします。

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R.I.P. Kocsis Zoltán

〔コチシュの訃報〕

ブダペストに住んでいた頃、ブダペスト2区の小高い丘に建つコチシュの自宅で演奏を聴いてもらった。2台のスタインウェイのフルコンサートサイズが部屋の中央で勾玉のように組まれ、書棚が楕円状に囲う空間は、まるで映画のワンセットだった。彼は「先生ではなく観客だ」と言い張っていたので、私も彼のことを先生と呼ばないように努めたが、彼のレッスンは数時間に及ぼうが、私の持っている楽譜をすべて「完璧に」弾いてみせ、あるいは初見で音楽の全容をつかんでみせた。私に何かを助言することはなかった。ただ私が弾いた後に、部分的に弾いてみせるだけだった。しかしそれだけで、楽曲の構造は言うまでもなく、演奏技術の構造までもが明らかになって見えたのだ。

私は今回の本を書くのにあたって、日記を数十冊にわたって読み返した。2006年から2年間は、コチシュのレッスンでの詳細はもちろん、彼の表情やジェスチャー、聴きに行ったリサイタルや彼にまつわるニュースまで、びっしりと書き留めてあった。断片的な記録をつなぎ合わせて回想すると、芸術家としての偉大さと同じくらい、気難しいがユーモラスで、チャーミングなコチシュの人間性が現れてくる。

彼はドビュッシーの歌曲を棚から取り出し、「オーケストラのために編曲したいが、お前なら何の楽器を当てるか」という質問をした。アルトサックスで答えが一致した後、彼は管弦楽用に編曲したばかりのフルスコア(リストのマイナー作品)を私に手渡し、玄関口でクリスマスの飾りつけをしていた彼の息子と一緒に見送った。次のレッスンを約束せずに帰ったので、それが彼と話した最後となった。

それから10年が経ち、今朝私のもとにもコチシュ・ゾルターンの訃報が届いた。死の知らせはいつも突然やって来る。ハンガリー国民の悲しみの大きさを考える。彼らの喪失感を埋める言葉はどこにも見当たらない。

.07 2016 諸藝雑記 comment(-) trackback(-)

Masterclass for Special Class in Nishinomiya, Hyogo

6/11/2016(西宮)
幼少の頃からお世話になっている新響楽器では、2011年以来ずっと仕事をさせていただいておりますが、今日の特別レッスンでは店頭でサプライズが待っていました。スタッフの皆様に感謝申し上げます。西宮北口オーパス店でぜひ新刊をお求めいただけましたら幸いです。
http://www.pianoproshop-shinkyo.jp/blog/9449/

 
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Music Fair 2016 at Tokyo Big Sight

5/11/2016(東京)
東京ビッグサイトにて開催中の「2016楽器フェア」で、CELVIANO Grand Hybridステージを担当させていただきました。3回のデモンストレーションとも盛大な雰囲気で終えることができ、会場内では多くの出展企業の方々とも再会できました。国内メディアだけでなく、アジア向け情報発信の一環として「Catch Asia! Media Network」の取材も入り、音楽業界の熱気を肌で感じることのできた一日でした。
http://web.casio.jp/emi/sp/musicfair/

 
 
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Jury of Piano Competition in Tokyo

4/11/2016(東京)
おとなのためのコンクール「エリーゼ音楽祭」の全国大会で審査させていただきました。コンクール独特の緊張感は一切なく、音楽愛の溢れるステージが続いたので、一人ずつの人間ドラマに触れながら充実した審査時間を送りました。審査員によるトークコンサートにも出演して、終演後のレセプションでは多くの出場者の方々と交流させていただきました。深まる秋によい音楽をありがとうございます。

 
 
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【レポート】大分秋季ステップ開催レポート(2016.10.23)|ピティナ大分YUMEステーション

先日のピティナ・ピアノステップの大分秋季地区についてのレポートが公開されました。
http://branch.piano.or.jp/oita-yume/column/2016/11/02_010965.html
.02 2016 お知らせ comment(-) trackback(-)

【レポート】赤松林太郎徹底講座シリーズ バロック・シンフォニア講座Vol.2(赤松林太郎先生)|ピティナ川口キューポラステーション

ピティナ川口キューポラステーション(代表・鈴木慶子先生)&ピティナ越谷北ステーション(代表・吉村節子先生)&ピティナさいたまプリムローズステーション(代表・湯本早百合先生)の共催による公開講座の実施レポートです。計3回にわたるシンフォニア講座の第2回。引き続きよろしくお願いいたします。
http://branch.piano.or.jp/kawaguchi-cupola/column/2016/11/01_010961.html
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Workshop in Tokyo

1/11/2016(東京)
東京でもようやく東音企画の講座シリーズがキックオフ。今回はブルグミュラーの小品を皮切りに、ロマン派の奏法を導き出していきました。ロマン派はあらゆる点で「揺れ」を美学とします。音そのものを変形させたイネガル(まさにバロック的)ではなく、拍感を揺らすことでテンポが自在になるルバートの時代です。そういったものが作曲家にとってはインスピレーションの賜物であっても、私たちはインスピレーションと分析の相互作業がなければ何も得られません。厳密な資料研究、歴史の正しい把握、音楽的な分析、解釈学を大事にした講座を、今後も大切にしていきたいと思っています。次回開催は12月7日(水)です。
https://www.to-on.com/bastien/events/view/3833

  
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第2回ダヌビア・タレンツ国際音楽コンクール(ハンガリー・ヴァーツ)のレポートを執筆しました。
 

2017年の新譜CD《インヴェンションへのオマージュ》(キングインターナショナル)です。
 

インタビューを全面記事で掲載していただきました。
 

〈今月の1曲〉シューマン『飛翔』の練習課題を執筆しました。
 

特集「コンクール奮闘記」にて執筆しました。また、インタビュー記事や多摩で開催された「CASIO Music Baton」のレポートも掲載されています。
 

特集「“聴く”ってなあに?」にて執筆しました。また、台湾で開催された「CELIVIANO Grand Hybrid」のレポート記事も掲載されています。
 

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2017の出演について、また京都で開催された「CASIO Music Baton」のレポートも掲載されています。
 

特集「今どき!電子ピアノ事情」にて執筆しました。
 

特集「はじめての先生に教えたい!コンクール活用術」にて、ピアニストのプログラム構成法について執筆しました。
 

「ピアニストが語る2017年春夏のスケジュール」にて執筆しました。
 

新譜CD《そして鐘は鳴る》について、インタビューを全面記事で掲載していただきました。
 

特集「フィギュアスケートを彩るクラシック」にて執筆しました。また、ベストドレッサー賞の授賞式における演奏についてレポート取材が掲載されています。
 

金沢での「CASIO Music Baton」についてレポート取材が掲載されています。
 

2016年の新譜CD《そして鐘は鳴る》(キングインターナショナル)です。
 

初執筆のエッセイ本《赤松林太郎 虹のように》(道和書院)です。
 

表紙&巻頭インタビューが6頁にわたり掲載されています。
 

導入期のペダリングについて執筆しました。
 

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016の出演についてレポート取材が掲載されています。
 

特集「私のピアノ黎明期」にて、幼少時代(写真付)のことを執筆しました。
 

飯田有抄さんにモデルレッスン生を務めていただき、対談形式でレッスンの様子が6頁にわたり掲載されています。
 

誌上講座にてシューマン作品の指導法「ポエジーこそがシューマンの魅力であり演奏の難しさでもある」を執筆しました。
 

2014年の新譜CD《ピアソラの天使》(キングインターナショナル)です。
 

「きものMyStyle」拡大版で掲載されています。


2014年の新譜CD《ふたりのドメニコ》(キングインターナショナル)です。
 

「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第4回が掲載されています。エッセイと共に、冬のコレクションをお楽しみ下さい。


「レッスン密着レポ」で5頁特集されています。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第3回が掲載されています。エッセイと共に、秋のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第2回が掲載されています。エッセイと共に、夏のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」という連載ページが始まりました。エッセイと併せて、私のきものコレクションそお楽しみ下さい。


男のきもの特集で「おしゃれ達人の『男』の着こなし」として1頁取り上げていただきました。


2010年の新譜CD《My dear Hungary!!》です。


等伯没後400年の2010年、彼の代表作『松林図屏風』に寄せたエッセイが「別冊太陽」(平凡社)で掲載されました。


別冊付録「プチ・モス」の表紙になりました。


メジャーデビュー公演前に、インタビューを全面記事で掲載していただきました。