Between Japan and Korea

30/6/2017(Seoul)
「隣国同士が理解したためしはなかった。かれらはお互いに隣国の妄想と悪意とをいぶかしく思っていた」というニーチェの格言は、一番近い国が、実は一番遠い国であることを物語っています。それでありながら、隣国とはやはり合わせ鏡の宿命を負っているもので、よく見て、よく聞いて、よく感じ取ろうとすると、ソウルの「今」が少しずつ見えてきます。通い始めて10年が経ちました。

 
 
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KBSSO with Joel Levi at Seoul Arts Center

29/6/2017(Seoul)
2014年からヨエル・レヴィが首席指揮者を務めるKBS交響楽団。ピアノ独奏はファジル・サイ。伝統の住人ではないサイによる奔放なモーツァルト(ピアノ協奏曲第23番)と、まさに屹立する伝統ともいえるブルックナー(交響曲第7番)の二本立て。この胎内にいるような至福をなんとかピアノで表現することができないだろうか。おそらく私の音楽的目標は、ブルックナーとマーラーの交響曲をピアノ独奏で完結させることにあるのだと思っています。緻密に張り巡らされた音の糸を10本の指の中に手繰り寄せ、いつか必ず全曲収録したい。
http://www.sac.or.kr/eng/program/view.jsp?seq=29129&s_date=2017321

 
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【レポート】赤松林太郎先生コンペ直前レッスン♪開催しました。|ピティナ湘南ピアチェーレステーション

ピティナ湘南ピアチェーレステーション(代表・山口英里子先生)で開催していただいた公開レッスンの実施レポートです。
http://branch.piano.or.jp/shonan-piacere/column/2017/06/29_012065.html
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My good old times

28/6/2017(Seoul)
気取った場所は好きなのですが、気取ることは身についていないので、プライベートでは雑多な路地裏へと足が向くことがほとんどです。台北では師大夜市、クアラルンプールではブギッ・ビンタン、バンコクではカオサン通り、シンガポールではジョホールに出やすいエリアに安宿を取り、20代は思う存分歩きました。サソリが出る寝所もありましたし、食あたりは何度も経験しました。無類のタチウオ好きにとって、南大門市場のタチウオ横丁は最高の贅沢が満喫できるところですが、その並びに店を構える「ソウル参鶏湯」の味は、お金も身分も全くなかった頃を思い出させてくれ、甘い郷愁を持って初心に帰ることができます。謂れのない誹謗中傷が吹き荒れ、不条理や不義理を旨とする人たちと付き合わなければならないことが多くなりましたが、人はそう簡単に変わるものではないので、私自身も剃刀のように生きてきた20代を取り戻したいと思います。強くなるためにも、20代のうちは存分に旅をして下さい。

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≪CASIO Music Baton≫ in Fukuyama, Hiroshima

27/6/2017(福山)
金沢、名古屋、札幌、京都、高松、そして今日は福山で6回目となるCASIO Music Batonの出演でした。使用楽器のCELVIANO Grand HybridでCD収録した際に共演した最上峰行氏(東京交響楽団オーボエ奏者)にもお越しいただき、甘く切ないオーボエ&軽妙洒脱なトークで会場を盛り上げていただきました。おかげさまで満席の会となり、スガナミ楽器福山店はじめスタッフの皆様には大変お世話になりました。今日の社会における電子楽器の役割や展望を考えさせられる機会が多くなり、私なりにアプローチしてみたいことも出てきました。個人や企業組織への寄与を超えた、社会全体への働きかけを考えていければと思っています。

 
 
 
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Piano course at SGCM

25/6/2017(川崎)
今朝も開室と同時にレッスン。楽器が鳴りにくい季節になりましたが、音の芯を見定めて、どのくらいの距離感で捉えるのかをイメージして、手の中でうまく作っていってほしいです。雨上がりに香り立つ花のように、ハイドンのメロディが現れるのを期待しています。

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Public Masterclass in Chigasaki, Kanagawa

24/6/2017(茅ヶ崎)
ピティナ・ピアノコンペティション課題曲による公開レッスンとプライベートレッスン(主催:ピティナ湘南ピアチェーレステーション)が、ちがさきMKホールで開催されました。参加された15組の小・中学生は年齢的にも伸び盛りで、禅問答のようなやり取りの中できびきびと変化していく様は、見ていて気持ちのよいものです。皆様のご健闘お祈りしています。

 
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Recording Concert in Tokyo

23/6/2017(東京)
公開録音でハイドンのピアノ三重奏曲を取り上げるのは6回目。初期・中期・後期から一曲ずつ、今回は第10番・第25番・第35番を演奏しましたが、まだレパートリーの半数にも至らず道半ば。多作家であるハイドンの尽きぬアイデアと愛の豊かさに触れるたび、音楽の奉仕者としての「パパ」に接する思いがします。おそらく先人たちも同じようにハイドンの音楽への畏敬と共感、そして何よりも彼の人柄に惹かれて、そう呼んだことでしょう。お越し下さった山本尚志先生(歴史学者)が「不屈の人」と称されましたが、この形容はベートーヴェンばかりに当てはまるものではないと、深く頷かされました。数か月の充電期間をいただき、ハイドン・チクルスを再開する予定です。

 
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Workshop in Toyama

21/6/2017(富山)
今日の《バッハのいろは》は富山で開催していただきました。バッハの鍵盤楽器作品は、対位法と舞曲という2つの大きな軸で展開されており、バロック時代の大半を占めた舞曲ですら、バッハの手にかかると対位法的に作曲されるのです。その鮮やかなまでの書法は、弟子であったキルンベルガーの作品からものぞくことができ、今年度のピティナ・ピアノコンペティションで課題曲になっているバレは佳作です。この作品がジグであることは言うまでもありませんが、イギリスに帰化したヘンデルの楽譜ではgigueではなくjig(g)と表記されており、これを見るたび、芸術家に不可欠ものは才能だけでなく、上手に世渡りをする処世術なのかもしれないと痛感します。次回開催は9月14日(木)。

 
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My memories of Bretagne

20/6/2017(富山)
パリ・モンパルナス駅の周辺にクレペリーが多いのは、ブルターニュ地方からの電車が入ってくるからだと聞いたことがあります。フランスでは蕎麦粉のクレープが一般的で、小麦が育ちにくい荒涼としたブルターニュ地方ならではのスペシャリテ。そんなブルターニュ地方には一度だけ訪ねたことがあり、1日に100個の牡蠣を食べたという文豪バルザックに思いを寄せながら、大西洋に面する港町で牡蠣をこじ開けたのはよい思い出です。塩の名産ゲランドにはヒッチハイクしながらたどり着きましたが、塩田博物館で見たジュンサイが当地のクレープに入っていたのには驚きました。「ブルターニュの黄金の声」と賞賛されているヤン・ファンシュ・ケメネール氏とはひょんな事で知り合い、それ以降、私の人生に大きな刺激を与える人の縁を紡いでくれました。ブルターニュ地方のビールを空け、今宵はこうして大親友とカンペールの陶器に囲まれて、フランス留学時代の色とりどりの思い出に浸ることができました。

 
.20 2017 時々休息 comment(-) trackback(-)

Workshop in Dazaifu, Fukuoka

20/6/2017(太宰府)
平均律クラヴィーア曲集の徹底講座は、ようやく第1巻第6番までたどり着きました。プレリュードからフーガの予告を読み取る作業は、私たちの知的好奇心を掻き立て、その曲における振る舞いや装いを考えるきっかけになります。第5番であればフランス風序曲に相応しい優雅で威厳に満ちた衣裳を、第6番はニ短調(第2巻のフーガではpassus duriusculusが現れる)という調性が持つ厳粛さをまとい、テンポや音を作っていく必要があります。その発想がオルガン的なほど、チェンバロは鍵盤の限界に行き当たりますが、そこで施される数々の工夫もバッハの作曲技法の一つということになります。楽譜を通してバッハの宇宙的頭脳や音楽の神秘そのものを覗くことができ、この曲集の深淵に触れるほど、人間の叡智と神の存在がいかに調和しているかを体感することができます。次回は福岡では9月12日(火)、東京では9月15日(金)の開催予定。

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Masterclass for Special Class in Sapporo

17-18/6/2017(札幌)
『四つの顔』というミヨーの魅力的な小品があり、簡単そうで簡単ではない譜面からは、新しい世紀が覗かれます。作品がエスプリそのもの。各曲にとても個性的な顔が収められていますが、昨日から今日にかけては4つどころではなく、20名程の個性が相手でした。曲間のパウゼがないような酷い2日間でしたが、その一つずつの顔にはストーリーがあるわけですから、すべてのレッスンが真剣勝負。また来月!

 
.18 2017 日々音楽 comment(-) trackback(-)

Masterclass for School in Sapporo

16/6/2017(札幌)
特別講師を務めさせていただいている札幌大谷中学校・高等学校でレッスンを終えて、宿泊先の小樽に向かう最中。太陽と共に1日を走り終えました。

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【レポート】赤松林太郎徹底講座シリーズ バッハ平均律第5回|ピティナ福岡春日ステーション

ピティナ福岡春日ステーション(代表・吉田佳代先生)で主催していただいた公開講座の実施レポートです。回を重ねるごとにご参加下さる方々が増えており、ありがとうございます。第6回は6月21日開催予定。
http://branch.piano.or.jp/fukuoka-kasuga/column/2017/06/16_012011.html
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【レポート】川口春季ステップ開催レポート(2017.5.21)|ピティナ醍醐サウンドワークステーション

先日のピティナ・ピアノステップの川口春季地区についてのレポートが公開されました。
http://branch.piano.or.jp/kawaguchi-cupola/column/2017/06/15_012008.html
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Workshop in Miyazaki

15/6/2017(宮崎)
東音企画による〈四期〉講座の第2回は、ロマン派以降がテーマでした。音楽はとりわけ20世紀にかけてのヨーロッパ史の激動を反映しており、それぞれの作曲家が書法のうちに込めたメッセージは、時として実際の言葉より雄弁に思われます。楽譜はどのようにして今日の形になったのか、楽譜で使われる記号はどのように成り立ったのか。その記号を駆使した20世紀の作曲家たちは、一体何を描こうとしたのか。混沌は数多の不純物を生みますが、その一つずつが化学反応による結晶なのです。目の前にある1ページの譜面を見るだけでも、次から次へと問いが生まれてきます。その問いは無限です。音楽を学ぶことで、私たちは人間の生き様を学んでいるわけですから、私はコンペティションのための講座やレッスンをするのではなく、情操や知性を育む方角を向いていたいと思っています。セミナー終了後は、西村楽器micc本店に作られたスタインウェイサロンにてミニコンサート。

 
 
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Workshop in Ichinomiya, Aichi

14/6/2017(一宮)
『合奏譜によるJ.S.BACHシンフォニア』の新刊発売を記念した《バッハのいろは》が愛知県でもスタートしました。私のバッハ・ノートは消しては加えの繰り返しなので、回を重ねるたびに、書き込みの内容が濃密になっています。来日されたトン・コープマンが説いたように、即興的な解釈を大事にするべきです。ただし、自由に所作するとは非常に難しいことで、自由と同じくらいあるだろうタブーを身につけておかなければなりません。禁忌は時代様式を反映するものでもあり、理科の実験のように解釈の整合性を検証していくのは、とても知的な遊戯です。バッハを通してそういった楽しさを共有していければ幸いです。かすみミュージックスクールでは次回9月13日(水)の開催予定。

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Workshop in Osaka

12/6/2017(大阪)
ヤマハ大阪なんば店で開催いただいた《バッハのいろは》は、シリーズ全3回が終了しました。バッハに対する苦手意識や指導上での悩みなどを踏まえて、まずはバッハの魅力を正攻法的に伝えるよう努めました。毎回の講座で数十人のキャンセル待ちをいただいた背景には、バッハ・アレルギーを克服したいという多くの方々のご希望があったように思います。その上で改めてインヴェンションとシンフォニアに取り組まれたらば、バッハに対する深い共感と探究心が得られるのではないかと思い、下半期からの徹底講座シリーズでは全曲を扱うことになりました。今日から早速受付が開始されましたので、お早めのご予約をお願いいたします。また、大阪では《バッハのいろは》にお越しいただけなかった方々のためにアンコール開催も予定されておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 
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Guest Performance in Nagoya

11/6/2017(名古屋)
設立20周年を迎えた愛知県ハンガリー友好協会のハンガリーフェスティバルにお招きいただき、第1部で「ハンガリー風とリアルハンガリアン」というタイトルのレクチャーコンサートをしました。私の著書でも触れましたが、1964年の東京オリンピックで亡き義父がハンガリー選手団付の役員を務められて以来、ハンガリーとの交流は大きく広がりを見せて、私たちのレガシーとなりました。今日は新しく駐日ハンガリー特命全権大使に赴任されたパラノビチ・ノルバート氏(私と同い齢!)をはじめ、ハンガリーに関わる著名な方々にお会いして、実りある時間を過ごさせていただきました。ハンガリーの魅力は尽きません。

 
 
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trois bonheur moelleux

10/6/2017(神戸)
アフター8は神戸の隠れ家的なレストランに集合。10年来の腐れ縁は、アロマティックな液体に引き寄せられます。女性のシェフとソムリエールによる名コンビは、繊細で気品に溢れる時間を提供して下さったので、私たちなりに「3つの幸せ」をいただきました。

http://my-old-pal.com/moell/
 
 
 
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特別企画「フィギュアスケートを彩るクラシック」にて執筆しました。また、ベストドレッサー賞の授賞式における演奏についてレポート取材が掲載されています。
 

金沢でのMusic Batonについてレポート取材が掲載されています。
 

2016年の新譜CD《そして鐘は鳴る》(キングインターナショナル)です。
 

初執筆のエッセイ本《赤松林太郎 虹のように》(道和書院)です。
 

表紙&巻頭インタビューが6頁にわたり掲載されています。
 

導入期のペダリングについて執筆しました。
 

特別企画「私のピアノ黎明期」にて、幼少時代(写真付)のことを執筆しました。
 

飯田有抄さんにモデルレッスン生を務めていただき、対談形式でレッスンの様子が6頁にわたり掲載されています。
 

誌上講座にてシューマン作品の指導法「ポエジーこそがシューマンの魅力であり演奏の難しさでもある」を執筆しました。
 

2014年の新譜CD《ピアソラの天使》(キングインターナショナル)です。
 

「きものMyStyle」拡大版で掲載されています。


2014年の新譜CD《ふたりのドメニコ》(キングインターナショナル)です。
 

「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第4回が掲載されています。エッセイと共に、冬のコレクションをお楽しみ下さい。


「レッスン密着レポ」で5頁特集されています。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第3回が掲載されています。エッセイと共に、秋のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第2回が掲載されています。エッセイと共に、夏のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」という連載ページが始まりました。エッセイと併せて、私のきものコレクションそお楽しみ下さい。


男のきもの特集で「おしゃれ達人の『男』の着こなし」として1頁取り上げていただきました。


2010年の新譜CD《My dear Hungary!!》です。


等伯没後400年の2010年、彼の代表作『松林図屏風』に寄せたエッセイが「別冊太陽」(平凡社)で掲載されました。


別冊付録「プチ・モス」の表紙になりました。


メジャーデビュー公演前に、インタビューを全面記事で掲載していただきました。

[ MEMO ]

日刊スゴい人!
第402回(2011年7月15日配信/8月17日再配信)のスゴイ人!に取り上げていただきました。