Recording for new album (Day 2)

27/12/2017(高崎)
写真もそうですが、演奏の場合は特に、指先の感覚で思い描いているものを美しい空間として録って下さると、私たちは存在意義を実感することができます。日頃からマイクに向かってストイックに音を作っている生活ですが、産みの苦しみは一向に変わりません。来年はすでに4本のCD収録が決まっていて、荊の道が続きますが、すべては美しい音のため。今回はフルーティスト栗田 智水さんのレコーディング。スタッフにも恵まれて無事終了。

 
 
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Recording for new album (Day 1)

26/12/2017(高崎)
今週はCD収録が重なっています。今日からは高崎のTago Studioにて近代フランス三昧。フォーレ、ドビュッシー、アーン、ゴーベール、ボザ、イベールから計11曲。パリ留学時代はフルートのクラスで生計を立てていた時期があり、このあたりの甘美な響きに身を置くと、苦労した頃を思う気持ちの方が大きいですが、パリ時代の旧友とFAZIOLI F278でベルエポックを偲ぶことができて、音楽家冥利に尽きます。

 
 
 
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Recording for new album

25/12/2017(東京)
この年末はCD収録が重なり、今日は東京でレコーディング第1弾。40歳を目前にしてなお、新しいことにチャレンジさせてもらえる環境に感謝。

 
 
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Jury of Piano Competition in Tokyo

24/12/2017(東京)
クリスマスイブにべーテン音楽コンクールの審査というのは、毎年恒例になりつつあります。終日にわたり大学生A部門本選で55名が大曲を披露。10分ごとにフルコースを堪能した気分でしたが、音楽大学に通う学生にはテクニックを磨くだけでなく、やはり作品の本質をとらえるための美学的追求も忘れないでほしいと思い、講評用紙に向かいました。多くの受験者がハンガリー狂詩曲を演奏されましたが、ではハンガリー狂詩曲とは何か? リストはロマの演奏に触れて、その即興性に感動したにちがいありません。即興性とは自由の精神の反映です。リストはピアノをもって人間賛歌にまで高めています。音の表面をなぞるのではなく、音型やリズム、カデンツの持つオリジナルのイメージ(音感)に身をやつして、音楽の精神と同化してほしいと願うのですが、実際には自分自身も生徒に伝えきれていないような気がして、力不足を感じます。まさに心を高めよ!(Sursum corda!) ですね。

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22/12/2017 Recording Concert in Tokyo

22/12/2017(東京)
東京では半年ぶりの公開録音コンサート。今日は久しぶりに対位法から離れ、スカルラッティとチマローザを12曲(各6曲ずつ)弾きました。《ふたりのドメニコ》は私がキングインターナショナルからCDを出すようになった最初のタイトルです。生きた時代は異なる2人ですが、同じナポリの空気を吸って世界にはばたいた芸術家。スカルラッティはリスボンとマドリードに移り、マリア・バルバラの人生に音楽で奉仕しました。チマローザはウィーンに渡り、サリエリの後任としてオペラ・ブッファのスター的存在になりました。モーツァルトからロッシーニへと流れていく時代の経過を感じさせる作風が魅力。彼らと接していると、バッハの世界とは対照的で、器楽の純粋な愉しみを味わい、直感に頼って演奏する自由が与えられます。そろそろ続編のCDを計画したい!

 
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Workshop in Tokyo

21/12/2017(東京)
丸1年かけて全国を駆け巡った《バッハのいろは》が一段落して、各地でインヴェンション講座へと移行している最中ですが、今日シンフォニア全曲講座がスタートしました。東音ホールでキックオフして、初回は90名を超える満席をいただきました。「美的探求」というタイトルのとおり、ファンタジアとして構想された3声のインヴェンション(シンフォニア)を徹底的に分析して、世俗曲であっても宗教的美意識に基づき、人間とは何かを問い続けたバッハの創造の神秘を探ってみました。第2回は来年3月6日(火)の開催予定。
http://www.piano.or.jp/seminar/list/s_info/2015210

 
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Public Masterclass in Saitama

20/12/2017(さいたま)
1日2~3都市のサイクルで仕事が定着してきて、昨日は広島で講座をした後、ヤマハ大阪なんば店で特別レッスン。今日は一宮で新開講したインヴェンション講座の後、さいたまで公開レッスン。和幸楽器の主催によるレッスン会は下半期からスタートしており、3回シリーズを一区切りとしています。来年は1月14日(日)の受賞者コンサートが終わった後、2月から継続開催となりますので、ご聴講いただけましたら幸いです。

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Workshop in Hiroshima

19/12/2017(広島)
広島でも大勢の方にお集まりいただきました。なぜ広島と大阪はいつもこんなに熱いのだろうと不思議に思っていましたが、セ・リーグ球団という共通点に気づき、妙に納得。コンクールの審査をするたびに思うことですが、理論や時代考証にとらわれた客観主義だけでは、音楽は翼を持ち得ませんが、気分や感性に頼った表面的な美の追求は、最も傲慢な態度だと言わざるを得ません。バッハが「すべての音楽は神を讃え、気分を一新する原因でなければならない」と弟子たちに伝えたことを覚えておきたいです。インヴェンション講座の第3回は来年1月17日(水)。ピティナ広島中央支部の皆様、いつもありがとうございます。

 
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Workshop in Osaka

18/12/2017(大阪)
昨日は久しぶりに日本バッハコンクールの審査を引き受け、横浜で予選からじっくりと聴く機会をいただきました。そこで鉛筆を走らせながら、改めてバッハを学ぶことの意義を痛感して、理論から感性へ、記号から技術へ、どのように橋渡しをしていけばよいかを考える機会になりました。大阪でのインヴェンション講座は3回とも満席御礼で終えることができました。ヤマハ大阪なんば店でのシンフォニア講座は来年1月18日(木)からスタート。

 
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School Concert in Naruto, Tokushima

15/12/2017(鳴門)
明石大橋と鳴門大橋。今日は2つの橋を渡り、鳴門市立林崎小学校で学校クラスコンサートをさせていただきました。海を越えるだけで潮風を受け、ロマンを感じることができます。林崎小学校の裏山には海を守る撫養城が立っており、海が作る複雑な地形は豊かな歴史と風土を生むことを実感した、良い一日でした。

 
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Workshop in Hirosaki, Aomori

14/12/2017(弘前)
雪の弘前で《バッハのいろは》3回シリーズが終了。情熱を秘めた先生がたと熱い学びができたように思います。次回は来年3月18日(日)、ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー&コンサートで伺います。
http://www.piano.or.jp/seminar/list/t_info/185415

 
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Workshop in Osaka

13/12/2017(大阪)
バッハにまつわる公開講座が続いていましたが、今日はカワイ梅田でロマン派講座。ブルグミュラーもシューマンやショパンと同じ時代の空気を吸った作曲家として捉え、〈ピアノを弾く〉という専門性に焦点を当てた内容でした。作曲家の創造の神秘に触れて、それを表現する技術を探し求めていくことが、演奏家の仕事になります。大阪では今回も早々にキャンセル待ちをいただき、ありがとうございました。

 
 
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Workshop in Dazaifu, Fukuoka

12/12/2017(太宰府)
今日はカワイ福岡にて第7回平均律全曲講座。BWV852では音楽の内に三位一体を見出だし、そのためにバッハが施した様々な技法やアイデアを検証。受難曲そのものであるBWV853では異名同調(変ホ短調→嬰ニ短調)の理由を宗教的見地からも推察を重ねてみました。そうして初めて音にした時の新鮮な感動は、作曲家が作品を産み落としたまさにその瞬間を味わうことです。福岡県内でのイベントが3日間続きましたが、すべてに参加下さった方々も多く、感謝の気持ちでいっぱいです。

 
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Workshop in Yanagawa, Fukuoka

11/12/2017(柳川)
各地で《バッハのいろは》が終わるのに伴い、福岡県内では柳川でインヴェンション、北九州ではシンフォニア、太宰府では平均律の全曲講座へと集約されています。今日は小川楽器柳川店でホールいっぱいお集まりいただき、1曲ずつ濃密に取り組みました。

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Piano Recital at Iizuka Cosmos Comon Hall, Fukuoka

10/12/2017(飯塚)
(公財)飯塚市教育文化振興財団とFKゼネラルイベントの主催でリサイタルを開催していただきました。昨年で開館25周年を迎えたイイヅカコスモスコモンは、飯塚新人音楽コンクールの開催地だけあって、メンテナンスが行き届いたすばらしいホール。第33回受賞者の折居吉如さん(福岡教育大学在学中)をゲストに迎え、多彩なプログラムをお楽しみいただきました。福岡国際ピアノマスタークラスはじめ日頃よりお世話になっている九州各地の諸先生に多大なるご支援をいただき、盛会のうちに終えることができたことに感謝申し上げます。

 
 
 
 
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Piano Recital at Oji Hall, Tokyo

7/12/2017(東京)
帰国10周年の節目のリサイタルは、銀座王子ホールで開催いたしました。何度も通っているこの素晴しいホールで、どうしてもエロイカ変奏曲を響かせてみたかった。細部までこだわり抜いて練習をした結果、ステージでは思いついたまま弾くことができました。身体が音楽的にふるまうとはこういうことなのかと再認識。日頃より大変お世話になっている首都圏の皆様をはじめ、北海道、東北、中部、関西、九州からも多くの方々が駆けつけて下さり、大きなご支援とご厚情をいただきました。皆様に心からの御礼を申し上げます。

 
 
 
 
 
 
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Interview for Newspaper at Tokyo

5-6/12/2017(東京)
昨日は日本経済新聞、今日は読売新聞のインタビュー取材でした。弾くこと(演奏)、書くこと(執筆)、話すこと(教育)は私にとって三位一体ですが、そこに不可欠なのは聞き手の存在です。よい聞き手は同時によい表現者でもあるので、ただの受け上手にはとどまらないもの。今日の担当記者は筋金入りの音楽愛好家で、全音版の楽譜を持参。校訂者の市田儀一郎先生を取材された話からヴィルヘルム・ケンプにたどり着き、昭和世代の巨匠たちへのオマージュとなった昼下がり。《インヴェンションへのオマージュ》の新譜紹介としては願ったり叶ったり。

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Workshop in Funabashi, Chiba

4/12/2017(船橋)
伊藤楽器本店での《バッハのいろは》は全2回が終了。今回は対位法をテーマにして、その形式と精神について話しました。アウグスト・ハルムの「説き伏せるような芸術がはびこる我々の時代に、フーガがほとんど開拓されず、実際ほとんど例外状態とみなされていても驚くにはあたらない」という文章は、フーガ主題の独立性を考える上で、多くの示唆に富んだものに思います。形式は形骸化されたものではなく生の法則であり、機械的な楽曲分析を繰り返したところで、過去の所産から得られるものは何もありません。フーガはそれ自体が文化ですから、やはり精神を学ぶことが大事です。多大な時間を要しますが、一つずつの音符や音型に意味を尋ね、作曲者が創造しようとした宇宙の構造を紐解いていくことが、音楽を学ぶ本来の目的なのでしょう。人間とは何か? 神とは何か? 宇宙とは何か? 社会とは何か? そういったことを感じ取っていくために、音楽はどうしても必要なのです。
.04 2017 日々音楽 comment(-) trackback(-)

Students' Concert of Masterclass in Hokkaido

3/12/2017(札幌)
北海道での一年の締めくくりは、特別クラス受講生のピアノコンサート。今年で9回目を迎えました。それぞれのご事情で出演できない生徒が重なりましたが、9名の出演者でたっぷり2時間というプログラム。終演後はステージで一人ずつに講評を送るようにしており、私にとってはこれまでの多くの去来を思い出す一日です。主催して下さいましたエルム楽器ならびに日頃ご指導下さっている先生方、そしてご父兄の皆様に心より御礼申し上げます。北海道に引き続き、兵庫三田ピアノアカデミーの修了コンサートは2月4日(日)、福岡国際ピアノマスタークラスのコンサート(シレジア・フィルハーモニー管弦楽団との共演)は3月21日(水/祝)、そして4月はブダペスト国際ピアノマスタークラスと目白押しです。

 
 
 
.03 2017 日々音楽 comment(-) trackback(-)
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第2回ダヌビア・タレンツ国際音楽コンクール(ハンガリー・ヴァーツ)のレポートを執筆しました。
 

2017年の新譜CD《インヴェンションへのオマージュ》(キングインターナショナル)です。
 

インタビューを全面記事で掲載していただきました。
 

〈今月の1曲〉シューマン『飛翔』の練習課題を執筆しました。
 

特集「コンクール奮闘記」にて執筆しました。また、インタビュー記事や多摩で開催された「CASIO Music Baton」のレポートも掲載されています。
 

特集「“聴く”ってなあに?」にて執筆しました。また、台湾で開催された「CELIVIANO Grand Hybrid」のレポート記事も掲載されています。
 

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2017の出演について、また京都で開催された「CASIO Music Baton」のレポートも掲載されています。
 

特集「今どき!電子ピアノ事情」にて執筆しました。
 

特集「はじめての先生に教えたい!コンクール活用術」にて、ピアニストのプログラム構成法について執筆しました。
 

「ピアニストが語る2017年春夏のスケジュール」にて執筆しました。
 

新譜CD《そして鐘は鳴る》について、インタビューを全面記事で掲載していただきました。
 

特集「フィギュアスケートを彩るクラシック」にて執筆しました。また、ベストドレッサー賞の授賞式における演奏についてレポート取材が掲載されています。
 

金沢での「CASIO Music Baton」についてレポート取材が掲載されています。
 

2016年の新譜CD《そして鐘は鳴る》(キングインターナショナル)です。
 

初執筆のエッセイ本《赤松林太郎 虹のように》(道和書院)です。
 

表紙&巻頭インタビューが6頁にわたり掲載されています。
 

導入期のペダリングについて執筆しました。
 

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016の出演についてレポート取材が掲載されています。
 

特集「私のピアノ黎明期」にて、幼少時代(写真付)のことを執筆しました。
 

飯田有抄さんにモデルレッスン生を務めていただき、対談形式でレッスンの様子が6頁にわたり掲載されています。
 

誌上講座にてシューマン作品の指導法「ポエジーこそがシューマンの魅力であり演奏の難しさでもある」を執筆しました。
 

2014年の新譜CD《ピアソラの天使》(キングインターナショナル)です。
 

「きものMyStyle」拡大版で掲載されています。


2014年の新譜CD《ふたりのドメニコ》(キングインターナショナル)です。
 

「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第4回が掲載されています。エッセイと共に、冬のコレクションをお楽しみ下さい。


「レッスン密着レポ」で5頁特集されています。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第3回が掲載されています。エッセイと共に、秋のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第2回が掲載されています。エッセイと共に、夏のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」という連載ページが始まりました。エッセイと併せて、私のきものコレクションそお楽しみ下さい。


男のきもの特集で「おしゃれ達人の『男』の着こなし」として1頁取り上げていただきました。


2010年の新譜CD《My dear Hungary!!》です。


等伯没後400年の2010年、彼の代表作『松林図屏風』に寄せたエッセイが「別冊太陽」(平凡社)で掲載されました。


別冊付録「プチ・モス」の表紙になりました。


メジャーデビュー公演前に、インタビューを全面記事で掲載していただきました。