FC2ブログ

Workshop (Bach: Sinfonia vol.3) in Hiroshima

2/10/2018(広島)
多くの人が指摘するように、今日の音楽実践の主流が「息の長い演奏」であるのは事実でしょう。こうした後期ロマン派的傾向はヘルベルト・フォン・カラヤンでピークを迎え、今日流通している楽譜(実用版)にさえその痕跡が色濃く残されています。そうなると、「モンテヴェルディとヴェルディ、ロッシとロッシーニ、バッハとオッフェンバッハ、どれも似たり寄ったりに聞こえることだろう」というバルトルド・クイケンの冗句が、教育現場では冗談にならなくなってくるのです。だからと言って、カラヤンやヴィレム・メンゲルベルクの指揮による『マタイ受難曲』が後期ロマン派的演奏だと批判できるでしょうか。そこには厳然たる美しさが存在し、私たちの琴線に響くのも事実です。解釈(学問)と表現(情操)の間で大きな葛藤を抱きながら、私たちは音楽と向かい合っているわけです。バッハについて教科書的な解説をすることは、理論的な知識さえ持ち合わせばさほど困難ではありませんが、音楽は決してそういうものではありません。耳に訴える芸術である以上、音に拠らない理論はあり得ず、音と共に考え、音と共に実践する学問でなければなりません。〈バッハのいろは〉に始まったバッハ関連の講座は、全国的に2周目の終盤に差し掛かり、私なりに文章を残していくことになりました。Wi-Fi環境も復活したので、週内から連載をスタートします。

 
関連記事
.02 2018 日々音楽 comment(-) trackback(-)

[ SEARCH ]


[ TWITTER ]

[ AMAZON.CO.JP ]


第2回ダヌビア・タレンツ国際音楽コンクール(ハンガリー・ヴァーツ)のレポートを執筆しました。
 

2017年の新譜CD《インヴェンションへのオマージュ》(キングインターナショナル)です。
 

インタビューを全面記事で掲載していただきました。
 

〈今月の1曲〉シューマン『飛翔』の練習課題を執筆しました。
 

特集「コンクール奮闘記」にて執筆しました。また、インタビュー記事や多摩で開催された「CASIO Music Baton」のレポートも掲載されています。
 

特集「“聴く”ってなあに?」にて執筆しました。また、台湾で開催された「CELIVIANO Grand Hybrid」のレポート記事も掲載されています。
 

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2017の出演について、また京都で開催された「CASIO Music Baton」のレポートも掲載されています。
 

特集「今どき!電子ピアノ事情」にて執筆しました。
 

特集「はじめての先生に教えたい!コンクール活用術」にて、ピアニストのプログラム構成法について執筆しました。
 

「ピアニストが語る2017年春夏のスケジュール」にて執筆しました。
 

新譜CD《そして鐘は鳴る》について、インタビューを全面記事で掲載していただきました。
 

特集「フィギュアスケートを彩るクラシック」にて執筆しました。また、ベストドレッサー賞の授賞式における演奏についてレポート取材が掲載されています。
 

金沢での「CASIO Music Baton」についてレポート取材が掲載されています。
 

2016年の新譜CD《そして鐘は鳴る》(キングインターナショナル)です。
 

初執筆のエッセイ本《赤松林太郎 虹のように》(道和書院)です。
 

表紙&巻頭インタビューが6頁にわたり掲載されています。
 

導入期のペダリングについて執筆しました。
 

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016の出演についてレポート取材が掲載されています。
 

特集「私のピアノ黎明期」にて、幼少時代(写真付)のことを執筆しました。
 

飯田有抄さんにモデルレッスン生を務めていただき、対談形式でレッスンの様子が6頁にわたり掲載されています。
 

誌上講座にてシューマン作品の指導法「ポエジーこそがシューマンの魅力であり演奏の難しさでもある」を執筆しました。
 

2014年の新譜CD《ピアソラの天使》(キングインターナショナル)です。
 

「きものMyStyle」拡大版で掲載されています。


2014年の新譜CD《ふたりのドメニコ》(キングインターナショナル)です。
 

「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第4回が掲載されています。エッセイと共に、冬のコレクションをお楽しみ下さい。


「レッスン密着レポ」で5頁特集されています。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第3回が掲載されています。エッセイと共に、秋のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第2回が掲載されています。エッセイと共に、夏のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」という連載ページが始まりました。エッセイと併せて、私のきものコレクションそお楽しみ下さい。


男のきもの特集で「おしゃれ達人の『男』の着こなし」として1頁取り上げていただきました。


2010年の新譜CD《My dear Hungary!!》です。


等伯没後400年の2010年、彼の代表作『松林図屏風』に寄せたエッセイが「別冊太陽」(平凡社)で掲載されました。


別冊付録「プチ・モス」の表紙になりました。


メジャーデビュー公演前に、インタビューを全面記事で掲載していただきました。