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Workshop in Musashino, Tokyo (Bach: Sinfonia vol.3)

2019年9月11日(武蔵野)


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 今日は武蔵境でシンフォニア講座。対象曲は昨日の高松と同じでしたが、昨日見たはずの楽譜が今日違う景色に見えるのは、通学路や通勤路と同様。新しい発見は習慣化した考え方や類推を断ち切ることで得られるもので、そのために一冊でも多くの本に触れ、一回でも多くの演奏に触れ、そして楽譜に立ち戻る。そうした地道な繰り返しの中で、突然啓示のように現れるもの。「歴史の真実は肉眼だけでは見えない」とエマニュエル・トッド(フランスの歴史学者)は言います。彼にとって歴史の趨勢を教えてくれるのが数値であるように、私たちにとっては楽譜がそうなのでしょう。
 日本バッハコンクール10周年を記念したワークショップ〈バッハづくし〉が近づいてきて、講演内容を考えているところです。ひとりのピアニストとしてのバッハとの向き合い方をお話しできれば幸いです。
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