Open Seminar at Yokohama

18/3/2016(横浜)
大学の教養原論で「人の移動と世界史」という講義がありました。歴史の行為者である人間がどのように移動して、政治に関わり、経済を回し、思想や主義を生み、芸術へと昇華させたかというダイナミズムを俯瞰するのに最良の時間でした。文学部で受けた「ヨーロッパ都市形成論」も今なお生きている講義。音楽や美術といった芸術は、そうしたグローバルな歴史を象徴的かつ最もデリケートに表しています。ヤマハ横浜店では4回にわたり〈四期〉講座を務めてきましたが、今日でシリーズ最終回。19世紀後半から20世紀にかけて音楽がどのように変遷したか、ルネサンス時代に遡って地域ごとに検証してみました。そしてバロック、古典派、ロマン派、近代でどのような変容を見せるのか。例えばメヌエットを見るだけでも、300年の歴史が鮮やかに甦ります。歴史は複雑な連立方程式のようなもので、そのほとんどに明確な解はありませんが、私たちには実際の音楽が残されています。ですから作品の解釈は、どのように表現(再現)されなければならないのかという不断の探求に始まります。そして残された記号に生命を戻していく作業の繰り返しです。その過程にあって初めて、作曲家の実像を垣間見る瞬間をとらえることができます。私がいつもセミナーの中心に据えているものは、そういった再現芸術の醍醐味であり、そこに至るプロセスを大事に扱いたいと思っています。半年間お付き合いいただきました皆様に御礼申し上げます。

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.18 2016 日々音楽 comment(-) trackback(-)

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特別企画「フィギュアスケートを彩るクラシック」にて執筆しました。また、ベストドレッサー賞の授賞式における演奏についてレポート取材が掲載されています。
 

金沢でのMusic Batonについてレポート取材が掲載されています。
 

2016年の新譜CD《そして鐘は鳴る》(キングインターナショナル)です。
 

初執筆のエッセイ本《赤松林太郎 虹のように》(道和書院)です。
 

表紙&巻頭インタビューが6頁にわたり掲載されています。
 

導入期のペダリングについて執筆しました。
 

特別企画「私のピアノ黎明期」にて、幼少時代(写真付)のことを執筆しました。
 

飯田有抄さんにモデルレッスン生を務めていただき、対談形式でレッスンの様子が6頁にわたり掲載されています。
 

誌上講座にてシューマン作品の指導法「ポエジーこそがシューマンの魅力であり演奏の難しさでもある」を執筆しました。
 

2014年の新譜CD《ピアソラの天使》(キングインターナショナル)です。
 

「きものMyStyle」拡大版で掲載されています。


2014年の新譜CD《ふたりのドメニコ》(キングインターナショナル)です。
 

「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第4回が掲載されています。エッセイと共に、冬のコレクションをお楽しみ下さい。


「レッスン密着レポ」で5頁特集されています。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第3回が掲載されています。エッセイと共に、秋のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」第2回が掲載されています。エッセイと共に、夏のコレクションをお楽しみ下さい。


「闘うピアニスト・赤松林太郎のきもの語り」という連載ページが始まりました。エッセイと併せて、私のきものコレクションそお楽しみ下さい。


男のきもの特集で「おしゃれ達人の『男』の着こなし」として1頁取り上げていただきました。


2010年の新譜CD《My dear Hungary!!》です。


等伯没後400年の2010年、彼の代表作『松林図屏風』に寄せたエッセイが「別冊太陽」(平凡社)で掲載されました。


別冊付録「プチ・モス」の表紙になりました。


メジャーデビュー公演前に、インタビューを全面記事で掲載していただきました。

[ MEMO ]

日刊スゴい人!
第402回(2011年7月15日配信/8月17日再配信)のスゴイ人!に取り上げていただきました。