SPO with Eliahu Inbal at Seoul Arts Center

24/8/2016(SEOUL)
ソウル・フィルハーモニー管弦楽団との確執が伝えられているチョン・ミュンフンの姿は、いつもの指揮台にはいませんでした。チョンのようなストイックな音楽作りと真逆の、エリアフ・インバルが急遽代役となり、ユジャ・ワンの代わりにオルガ・カーンがピアニストに迎えられました。彼女がソリストを務めた『パガニーニの主題による狂詩曲』は、『コレルリの主題による変奏曲』とのシンクロ二シティを意識させる演奏で、ラフマニノフのテクスチャの巧みさを浮き彫りにするピアニズムを存分に発揮しました。しかし一時期のエフゲニー・キーシンがそうだったように、ピアノを弾くことが上手すぎるゆえに、作品の内部に到達できないという皮肉な結果を引き起こすことがあります。前世紀の大時代的な音楽作りはもはやトレンドではなく、ハイブリッドな感覚を有した演奏が主流なのかもしれません。最近の国際コンクールでも似たような傾向を感じていますが、まだ私自身はその潮流に乗り切れていません。感動の所在がどこにあるのかは、時代によって異なるかもしれませんし、感動の質自体の変化も否めません。私にとってはむしろ、大雑把に見えるインバルがブラームスの交響曲第2番で見せた熟練技に大きな歓喜を覚え、音楽の持つ生命力に深く共感することができました。

 
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.24 2016 諸藝雑記 comment(-) trackback(-)

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