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赤松林太郎 旅と音楽

闘うピアニスト、平成から令和へ。新しい時代も駆け抜けていきます!

【掲載】『ショパン』2019年6月号

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 『ショパン』2019年6月号の特集「We Love Piano 〜きっとみつかる。お気に入りの一台〜」にて執筆しました。この大型特集ではピアノの歴史を改めて学び、世界のピアノメーカーの動静を知ることができます。お読みいただけましたら幸いです。

 http://www.chopin.co.jp/month.html

Workshop (Bach: WTC vol.11) in Tokyo

2019年5月17日(東京)


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Workshop (The ABC of Bach) in Ryugasaki, Ibaraki

2019年5月15日(龍ケ崎)


 北関東では初めてのバッハ全9回シリーズを、藤原亜津子先生のスタジオで開催していただくことになりました。

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Workshop (Romantic period) in Tokushima

2019年5月13日(徳島)


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 半年間にわたり徳島で〈四期〉講座を開催いただき、今日の最終回ではコンクールの近現代課題曲を扱いました。
 性格的小品では音楽の擬人化が進み、音符だけでなく言葉自体も重要になります。イタリア語が主流だったロマン派までの楽譜も、ドイツ人はドイツ語で、フランス人はフランス語で、スペイン人はイタリア語やフランス語を織り交ぜながらもスペイン語で、つまり母国語で音楽を表すようになります。日本人にとってはすべてが同じカタカナに見えるかもしれませんが、それぞれの言語ならではの2番目の意味、比喩、連想といったニュアンスが理解できると、作曲家の豊かなイマジネーションをさらに引き出せるようになります。例えば “En badinant” (冗談めいて) という指示に “badinerie” (バロック時代の舞曲風の総称) という単語に結びつける語感など。
 動物もまた人格を持ったように描かれるようになりますが、音楽がその表情を鮮やかに描くほど、なぜイスラムが人間だけでなく動物を描くのも禁じたのかが分かるような気がします。今年の課題曲選定に多大な敬意を示して、これからも学びを深めていきたいと思います。

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Masterclass in Sapporo

2019年5月11日(札幌)


 新緑の札幌、快晴。にも関わらず、私は室内に閉じこもり13時間のレッスン。
 皆様、よい週末を!

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Workshop (Sonatine Album vol.1) in Osaka

2019年5月10日(大阪)


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 大阪でもソナチネ講座が始まりました。半世紀以上にわたって愛用されているソナチネアルバムではなく、初版及び初期楽譜に基づく校訂版を使用して、長きにわたって誤った解釈が定着してしまっているソナチネを一から見直しています。
 初回はクレメンティを特集しました。今井顕先生が16年も前に校訂された楽譜にも関わらず、この楽譜の存在を知らない方も多く、使い方が分からなかったり、コンクールで審査員の理解が得られないために放棄するといった声も多数寄せられました。学門の道は険しいですが、真実に近づいていく作業は楽しいもの。今井先生のインタビューが以下に掲載されています。

 http://www.piano.or.jp/seminar/news/2007/10/12_369.html

Workshop and Public Masterclass in Chigasaki, Kanagawa

2019年5月9日(茅ヶ崎)


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 時代や作曲家、メティエあるいは芸術自体を洞察するのに余りある作品の数々。それらと向かい合う幸せを感じつつ、9時間の長時間にわたりコンクール課題曲セミナーと公開レッスンを開講していただきました。湘南チームの先生方には大変お世話になりました。

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Workshop (Beethoven: Piano Sonata vol.4) in Kawaguchi, Saitama

2019年5月8日(川口)


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 ピティナ埼玉県支部にはベートーヴェンのピアノソナタ全曲講座を主催していただいています。今回はブロウネ伯爵夫人(アンナ・マルガレーテ)に捧げられた第6番でしたが、ブロウネ伯爵夫妻つながりでロシア皇帝アレクサンドル1世の話題になり、即位後に捧げられたヴァイオリンソナタ第5番にも触れることができました。これは「スプリングソナタ」の名称で親しまれているヘ長調ですが、第4楽章の主旋律とピアノソナタ第6番の第1楽章は共鳴しているようで、ベートーヴェンという大きな有機体を実感するばかりです。
 次回はいよいよアレグロの壁を破り、プレストが第1楽章に登場する第7番を扱います。

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The scent of history

2019年5月6日(Firenze, Italia)


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 フィレンツェの至るところで絵画の修復作業を見かけます。その意味でもこの街にルネッサンスを実感するわけですが、今日は帰路のサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局で、2012年に修復されたフレスコ画を観てきました。鮮やかな色彩で甦った小さな聖具室はキリストの物語で全方位が覆われており、その作者がマリオット・ディ・ナルドであるのも感動。
 香気に誘われてさらに奥の部屋に行くと、窓越しに現れたのは緑の回廊。今はすっかり褪せてしまったパオロ・ウッチェロ作《ノアの洪水》(テッラ・ヴェルデという緑土から作った緑の顔料が用いられた)ですが、古の修道士たちはこの回廊にパノラマ状に広がる絵画を見ながら、薬草を作っていたのでしょう。
 買い物はもちろんですが、店内のひとつひとつに目が留まって、後ろ髪を引かれる思いでフィレンツェを後にしました。玄関口の階段で30年ぶりに知人と会ったこともフィレンツェならでは!

 http://www.smnovella.com

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I ♡Toscana

2019年5月6日(Firenze, Italia)


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 フィレンツェ郊外で雪が降ったと聞きましたが、今日のトスカーナは柔らかな陽射しに包まれ、車窓からの風景は格別のもの。シエナを経由したフィレンツェへの復路は、ブドウ畑が点在する緩やかな丘陵を縫うように走りました。ピサを経由して地中海の風情が鮮やかだった往路とは対照的。

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July: The 1st Orbetello International Piano Junior Competition (Day 2)

2019年5月5日(Orbetello, Italia)


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Dear wonderful jury members, it was a big pleasure to see you and work together for two days. I would like to offer you my heartfelt thanks: Alberto Ferro (Italy), Andrea González (Spain), Davor Matačić (Croatia) and Luciano Ruotolo (Italy). Needless to say, I have the highest respect for Giuliano Adorno, the general director of Orbetello Piano Competition, who has amazing abilities and a love for humanity. Congratulations to your success! I am looking forward to seeing and introducing Giuliano in Japan in this autumn. Have a nice musical life and hope to see all of you next time!

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 オルベテッロで出会ったすべての人と音楽に感謝。すばらしい自然や料理も忘れがたいものになりました。

Second morning in Orbetello

2019年5月5日(Orbetello, Italia)


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 目覚めの景色はテラス越しに広がる青い潟。オルベテッロに太陽が戻ってきました。

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July: The 1st Orbetello International Piano Junior Competition (Day 1)

2019年5月4日(Orbetello, Italia)


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 オルベテッロ国際ピアノコンクールのジュニア部門の審査が始まりました。イタリアで待っていたのはまさかの分単位のハードスケジュールですが、すばらしいメンバーと充実した時間を過ごしています。私が最年長という今回の審査団に、世界的な世代交代の到来を実感しており、活躍されている諸氏から大きな刺激を受けています。
 Bカテゴリー(11~13歳)とCカテゴリー(14~16歳)が想像以上にハイレヴェルだったのに対して、日本人ゼロという現状を憂うばかり。これほど面白い時代なのに!

 https://www.orbetellopianocompetition.com/junior/

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Beautiful Orbetello!

2019年5月4日(Orbetello, Italia)


 フィレンツェから電車で3時間。トスカーナ州の南端、海岸の街オルベテッロに到りました。仕事でなければどれほどすばらしい滞在だろうか!

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Convivial time with all juries at the same time

2019年5月3日(Orbetello, Italia)


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David di Michelangelo

2019年5月3日(Firenze, Italia)


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 背丈3mのゴリアテに立ち向かった勇敢な羊飼いダヴィデ。石ころと石投げ紐だけで挑み、額に石を命中させたダヴィデは、この巨人が持っていた剣で首を切り落とし、その勢いのままペリシテ軍を撃破しました。イスラエルに凱旋した英雄ダヴィデ(その後2代目イスラエル王となる)と高度成長で勢いづく自分たちの街を重ね合わせて、ルネッサンス期のフィレンツェでは多くのダヴィデが注文されました。
 中でもミケランジェロ・ブオナローティの《ダヴィデ像》は傑作中の傑作で、ゴリアテを見つめる決死の眼力や隆々とした全身の筋肉は本物の人間そのもの。アカデミア美術館に驚嘆の声が響いており、四方八方からこれほど覗かれる男性も世界中で稀でしょう。「この体型を目指してくれ」とは家内談。

 http://www.galleriaaccademiafirenze.beniculturali.it

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Here in Firenze!

2019年5月2日(Firenze, Italia)


 フィレンツェ到着! 様々な意匠がルネッサンスの息吹として描かれています。

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Hirosaki Cherry Blossom Festival

2019年4月30日(弘前)


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 弘前さくらコンサートの終演後、出演した子供たちと一緒に観桜。弘前公園の追手門を出たところでライトアップの照明が落ちて、平成の幕が下りたのを実感しました。

 https://www.hirosakipark.jp/sakura/category/cherryblossom

Guest Performance: The 5th Hirosaki Sakura Concert

2019年4月30日(弘前)


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 平成最後の日、第5回弘前さくらコンサートに出演させていただきました。前回出演の2年前に比べると内容は盛りだくさんで、私が演奏する曲数だけでも以下のとおり。子供たちとの共演では、ラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》ダイジェスト版(連弾)、グリーグ《ヴァイオリンソナタ第3番》第2楽章、三枝成彬《チルドレンズ・コンチェルティーノ》全楽章(セカンドピアノ)、ラヴェル《ピアノ協奏曲》第2楽章(オーケストラパート)、モーツァルト《2台ピアノのためのソナタ》全楽章(セカンドピアノ)。そして1時間のソロコンサート。
 早朝の新幹線を立ち席で4時間揺られ、体調がすぐれないまま開演してしまいましたが、ピアノの前に座ると本能的に集中できるもので、6時間半という長丁場を無事に務め終えることができました。試練に始まり試練に終わる私の人生を象徴しているような一日でしたが、子供たちと響かせた音楽はかけがえのないものとして大きな思い出になりました。

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Adviser & Talk-Concert: PTNA Piano Step in Saitama

2019年4月29日(さいたま)


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 PTNAでの活動を始めたのは東日本大震災の年なので、決して長いお付き合いというわけではありませんが、それでも平成の終わりにピティナ・ピアノステップのアドバイザーを務めさせていただくと、7年余りの出来事が走馬灯のように思い出され、感慨深い一日でした。

 https://entry.piano.or.jp/step/holds/detail/201972422


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